トレドの国鉄駅は町から少し離れています。　この日は町には行かず、直接宿泊場所であるパラドールに向かうことに。　パラドールとはスペイン国営のホテルである。　いわゆる国民宿舎のようなイメージではなく、４つ星ホテルが３つ星程度の値段、ロケーションは最高、建物は歴史的な建造物を改装したものという魅力的なアコモデーションだ。　スペイン国内に９０以上あり、このトレドのパラドールはその中でも人気の高いものであるそうだ。　当然人気も高く、公式サイトでやっと予約ができた。

http://www.parador.es/en/portal.do

タクシーで到着すると、フロントやロビーも高級リゾートホテルのような雰囲気。　部屋は２１５号室。　ベランダからプールとトレド旧市街を臨むことができ、文句なしのロケーション。　部屋も広く手入れも行き届いており、大満足です。　ロビー前のテラスも恰好の旧市街ビュー、これを見るだけのために訪れる人たちもいました。　部屋は427-431（ロビー／レストラン棟の上階）、１１１-１１６、２１１-２１６、３１１-３１６がベランダから旧市街を眺めることができるので、リクエストはできないことになっていますが予約の備考欄に書き記しておくことをおすすめします。　もしかするとツインは全部良い景色の部屋なのかな？

併設のレストランも味、サービスがすばらしいものでした。　ドライシェリーとパンプキンスープ、オリーブのサービスのあと、『ソパ・デ・アホ（にんにくスープ）』とあひる肉の料理などをいただき、ワインは『Finca Minoz 2005』テンプラリーニョ１００%。

食後もテラスから夜景を眺めました。

翌日の朝食はルームサービスでリクエストしておきました。　（朝5時までにドアの外にリクエストカードを掛けておくと、指定した時間に持ってきてくれる。　このあたりも『国民宿舎』ではないですね！）

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リクエストした朝食が８:３０に届き、『Special Order』のところに『Some Fruits』と書いておいたところ、きっちり付けてくれました。　標準ではパン盛り合わせとコーヒーという内容です。　鳥の声を聞きながらベランダで朝食。　なかなかいいものでした。

朝食後はタクシーで旧市街へ。　町の西側にあるサン・ファン・デ・ロス・レイエス教会近くで降ろしてもらい、サンタ・マリア・ラ・ブランカ教会、サント・トメ教会、カテドラル、アルカサルをみてまわり、途中この町の名物菓子マザパンを2つだけ買って食べてみました。　昼食はぜひ有名店『Adolfo』でと思いましたが月曜日は休み。　『Lopez de Toledo』という店で気軽なE11ランチをいただきました。（ワイン、ミネラルウォーターつき）　トレド旧市街は中世のたたずまいを残した町で、人気の観光地です。

一通り見て回った後、今さらながら町を一周できる『ソコトレン』という列車を模したバスに乗りました。　固いプラスチック椅子で石畳を走るので乗り心地が悪かったですが、トレドの町を囲むタホ川の反対側までまわって旧市街を眺められるので、乗った価値はそれなりにありました。

夕方（といっても19時くらい）にパラドールに戻りました。　また併設のレストランで夕食をと思いましたが、ちょっと体調が悪かったのでバルエリアで軽く生ハムなどをつまみながらワインを飲みました。

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この日はレストランにて朝食をとり、チェックアウト。　午前中のAVANTにてマドリッドへ。　AVANTの中で急遽アランフェスへの日帰り旅行を思い立ち、アトーチャ駅にてロッカーに荷物を預け、切符を買いアランフェスに向かいました。

アランフェスは王家の離宮として存在した保養地で、王宮や庭園、イチゴが名物というのんびりした町です。　ついてすぐに王宮まで歩いて、町の中心にある『エル・ラナ・ベルデ』というレストランでシーズンのアスパラガス、野菜スープ、キジの肉料理などをいただきました。

あまり観光客も見かけず、王宮見学も貸し切り状態。　町全体をまわる『チキトレン』なるまたも列車型のバスにも乗りました。　またお尻が痛くなりました。

緑がいっぱいで癒される町でした。

＊MADRID2-SEGOVIAのページへ続く。