Australia

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　　今年はつれ合いが海外出張の連続だったので海外旅行はいかなくていいかと思って
いたのですが、年末に休みがとれたので急遽オーストラリアに行くことにしました。
理由はあったかくて時差がないから。　つれ合いのマイレージが使えるのはシドニー
とケアンズだけ、シドニーはハエの発生がひどいという情報を得ていたのでケアンズ
に。　こんな理由も目的もあいまいな旅は初めてです。　現地は、最高気温34℃、最
低気温22℃くらいの夏でした。

	20051218 　ケアンズ空港には早朝到着。ケアンズ郊外のビーチリゾート、パームコブにやってきました。ホテルは『アウトリガー・ビーチクラブ・アンド・スパ』。たくさんのプールが客室棟に囲まれるかたちで存在します。
	客室はキッチン付きの広い部屋と、バルコニーにジャクジーのついた小さめの部屋があります。人数が多ければそれらをつないだ大きなスペースをキープすることができます。　今回はジャクジーつきを選んだよ。
	パームコブは長ーい砂浜に沿って街が存在しています。よってどこのホテルからも通りを渡ればすぐに海に出ることができるのですが、なんとほとんどの場所は遊泳禁止になっていて、一部だけが網に囲まれた泳げる場所なんです。なぜかというと、ワニにかまれるからだそう。しかも、意外と海がきれいじゃないんです。　グレートバリアリーフは沖に行かないと体験できません。
	こんなとこまできて仕事するやつ。
	20051219 　グレートバリアリーフにあるグリーン島に行くツアーに申し込んでみました。BigCat社が主催するもので、グリーン島でのシュノーケリング、半潜水艦体験などがセットになっています。　さすがにここまでくると遠浅の珊瑚礁、いい感じです。
	半潜水艦の内部はこんな感じ。
	お魚いっぱい見られます。
	夜はパームコブのイタリアレストラン『VIVO』へ。完成度の高い料理、充実したワインリストで大満足。2回も行きました。
	20051220 　クリスマス前なので、町には季節外れな装いのサンタさんが。でも全般的にそれほど盛り上がってない感じでした。　こちらでは25日がクリスマスとして祝日、26日が BoxingDayといってプレゼントを開ける日ですよ。
	20051221 　ケアンズの街に移動しました。ホテルは『ケアンズインターナショナル』。大京が経営し、日本人スタッフもたくさんいるホテルです。便利な場所にあります。　すぐ近くには巨泉さんの『OKギフトショップ』が。なんか軽井沢みたい。
	並びには雑誌FIGAROにもでていたワイン屋さん『ワイン ○ラダイス』が。　中に入ってみると店員は全員日本人、しかも通り一遍の説明でハッキリ言ってウソばっかり。これに騙されてケース買いして、温度管理もされないトラックと船便で送ってもらう観光客いっぱいいるんだろうな。
	その隣には宝石ショップの『オパール○ズ』が。あらゆるガイドブックにでています。こちらも店員は全員日本人。合い言葉は『お・しゃ・れ』だそうで、購入の時に言うとプレゼントをもらえるそうです。死んでも言いたくない！　いったいどんな町なんだここは。
	ケアンズの町はまったく面白くないことがわかったので、現地ツアーに申し込むことに。現地ツアーも日本人が主催しているものが数多くあり、当日でも間に合います。　『かものはしツアー』なる、夜行性動物を探しにいくものに申し込みました。こんな川に不思議な動物、カモノハシはいます。なんとか見ることができました。
	どんどん内陸に入っていき、ワラビーの群れを見つけて餌をあげました。野生なのに人間慣れしてます。カンガルー、ワラビー、コアラなどの有袋類はあまり天敵がいない状況で進化してきたので、警戒心に乏しいそうです。　その他ポッサム、巨大蟻塚、今まで見たこともない星空もみることができ、有意義なツアーでした。
	20051222 　次の日は高原の村、キュランダを訪れる『どきどきキュランダ・ツアー』(^^;　に。　行きはSKY RAILというロープウェイで村まで。　動物園やマーケットをみて、キュランダ鉄道というヒストリックな電車で帰ってくるツアーです。　カンガルーもおとなしくてかわいいです。
	コアラも寝っぱなしです。気抜き過ぎじゃないの？
	キュランダ鉄道は、『世界の車窓から』のオープニングにも長く使われていた電車です。
	ケアンズに戻り、いろんなガイドブックにでていて評判がよいイタリアン『La Fettuccina』に。毎日満席のようですが、主人にイタリア語で話し掛けると意気投合、優先的にテーブルをあけてもらっちゃいました。　あまり個性的ではありませんが、定番のイタリアンをいただくことができます。ここも2回行った。
	20051223 　次の日もツアーに申し込みました。SunCruiz社の、モアリーフツアー。グレートバリアリーフの中の、島ではなくポンツーンという人工停泊所に行き、いろいろなアクティビティーを楽しむ内容です。　ただし大雨。風も強く船は揺れまくり、室内で撃沈する客多数。
	波も強い状態で、こんなところでシュノーケリングして大丈夫かなと思いましたが、慣れれば大丈夫、グリーン島では見られなかったいろいろな熱帯魚をみることができました。IXY DIGITALに防水ハウジングをつけて水中写真にもトライしたよ！
	ウミガメも来てくれました。　ナポレオンフィッシュも普通に寄ってきてびっくりしましたが、どうも餌付けされてますね、彼等も。
	20051224 　というわけで、帰国の路につきました。ケアンズはダイビングやコアラに会うための拠点にするには十分便利な町ですが、日本人街みたいになっていてまったく魅力はありませんでした。　もし今度行くとしたら郊外のパームコブかポートダグラスに滞在して、そこから現地ツアーに参加することにしますね。